車の白い斑点(イオンデポジット)の落とし方-汚れの原因と対策方法

愛車の白い斑点が落とせない!その原因と対策について解説します。

01:洗車をしたらボディーに白い汚れが…そんな経験、ありませんか?
日頃から通勤や週末のお出かけ等の際に車を運転される方の中には、洗車をした時にボディーに白い斑点のような汚れを見つけたことがあるかもしれません。

カーシャンプーでせっかくキレイに洗ったのにがっかりした…という経験があるかもしれません。
その汚れは、イオンデポジット等と呼ばれるもので、シャンプー洗車では落とすことが出来ません。

今回はそういった汚れが発生するのか、その原因と対策についてお伝えしたいと思います。



02:イオンデポジットとは?
自動車のボディに水滴が残り白く媚びりついている水垢のことです。

塗装面にイオンデポジットが付着していることによって光沢が半減してしまい、塗装面がくすんで見えてしまいます。
また、ガラスコーティングを施工した車では、水を弾きにくくなったり、防汚性効果が悪くなることもあります。


汚れがさらに進行してしまうと、ウォータースポットと呼ばれる塗装面に水模様の穴が開いた状態になります。塗装の内部にシミが浸透していくことで塗装面を陥没させてしまいます。

ウォータースポットになってしまうとボディを研磨しないと綺麗に戻らなくなります。
ですので、こまめなメンテナンスやイオンデポジットの対策をお勧めします。


03:イオンデポジットはなぜできるの?
そもそも、なぜイオンデポジットがボディに付着するのでしょうか。
主にこのような原因が考えられます。

  1.  ➀水分の蒸発:
    雨水や洗車後の水が塗装面やガラスに残り、蒸発する過程で、水に含まれるミネラル(カルシウム、マグネシウムなど)が表面に残ります。この残留物こそがイオンデポジットです。

     

  2. ➁酸性雨:
    酸性雨には硫酸や硝酸が含まれております。これがボディーの塗装面に触れることで化学反応を引き起こし、塗装にダメージを与えるだけでなく、イオンデポジットを形成することがあります。

  3.  

    ③水の硬度:
    硬水(ミネラルが多く含まれた水)を使用して洗車を行うと、ミネラル成分が残りやすくなり、これがイオンデポジットの原因となります。

    その他にも、花粉や黄砂、排気ガス等の様々な汚れが塗装面に付着することも発生の原因となります。


    04:イオンデポジットを防ぐためには?もし付着したらどうしたらいいの?
    先ほどお話した通りですが、イオンデポジットはシャンプー洗車では落とせません。

    イオンデポジットを防ぐための手段のひとつとして、洗車時には水分が乾燥する前にマイクロファイバークロス等でこまめに拭き取るようにしましょう。また、撥水性の高いコーティング剤を塗装面やガラスに施すことで、水が素早く流れ落ちますのでイオンデポジットに対して有効です。

    とりわけ夏場は自動車のボディーが熱くなっており、付着した水滴が急激に蒸発することでイオンデポジットになりやすい環境です。

    また、今年の夏もゲリラ豪雨や台風が多かったり、熱中症警戒アラートが発令されるほどの暑い日々ですので、イオンデポジットが発生しやすいといえますね。

    では、既に発生してしまったイオンデポジットを落とすにはどうしたらいいでしょうか。

    ここで活躍するのが、専用のクリーナーです。イチネンケミカルズは「Ion Deposit Remover」を発売後、多くのお客様から高評価を頂いております。

    イオンデポジットにお悩みの方、これから愛車のメンテナンスにクリーナーを取り入れてみようとお考えの方等にお勧めです。

     


    05:Ion Deposit Removerのここがすごい!
    ここで、Ion Deposit Removerのポイントをいくつかご紹介します。

    ➀イオンデポジットの除去と同時にツヤを出せる:
    シロキサンポリマーというシリコーン系の化合物を配合しております。
    これにより、イオンデポジットを落とすのと同時にツヤを出せるため、タイムパフォーマンスが良いクリーナーです。



    ➁酸を含まないため、比較的安全なおかつ多用途で活躍できる:
    イオンデポジットを酸で溶かすタイプのクリーナーは、除去性能が高い代わりにアルミやガラス、金属モールに付着することで白く濁ってしまう恐れがあります。

    Ion Deposit Removerは酸を含まないので、ボディー以外にもガラス面、樹脂パーツ、ガラスの軽微なウロコ、アルミホイール、ヘッドライトの黄ばみ取りとしてもお使いいただけます。
     





    ③ポリッシャーを用いて使用可能。広い面積の施工も容易:

    ボンネットなど広い面のイオンデポジットを除去したい場合にポリッシャーを使うこともできます。
    ただし、夏場のように乾燥が早いときは、ポリッシャーを使うことで焼き付きの原因になります。コツとしては、途中で水を少量スプレーしながら作業することでそういったリスクを軽減できます。
      


    06:今回のまとめ
    今回は、イオンデポジットと呼ばれる白い斑点が付着する原因と対策をいくつかご紹介しました。

    イオンデポジットは一度発生すると取り除くのが難しい場合もありますが、継続的なケアを行うことで、その発生を最小限に抑えることが可能です。定期的な洗車やコーティング、適切なメンテナンスを続けることで、愛車の美観と塗装の保護が維持できます。


    さらに詳しい資料や、御見積・サンプルのご要望は製品お問合せフォームからお気軽にお問い合わせください。