車の下回り防錆 塩害対策-塩カル、海水等によるサビ対策方法

【あなたの愛車は大丈夫?】下回りのサビがもたらす怖い話

01:整備や点検で愛車をみてもらったら、下回りにサビが…これ、誰でも起こり得るんです。
車の下回りがサビてしまうってご存じでしたか?サビることで、見た目が悪くなるだけではなく、様々な問題が起こります。

例えば…
①部品の交換や修理が必要になる場合があるため、高額な出費が発生することも…

②車全体の耐久性に影響を与えるため、車の寿命が短縮してしまいます…

③下回りが腐食している車は中古車市場での評価が下がることがあります…

④最悪の場合、フレームに穴が空いたり、部品が脱落するおそれがあり、大変危険です…

塩による被害と書いて「塩害」ー…これらのようなことが起こり得る原因です。
この記事を通して、なぜ塩害が起こるのか、どのようにして防げるのか余すことなくお伝えします!

02:そもそも、塩害とは?
自動車における「塩害」とは、車に付着した塩分が原因でサビが発生する現象です。

生活のあらゆるシーンで塩がタイヤや車の下に付くことが多く、このような過程を経て、塩がこれが水分や空気と反応してサビを引き起こし、放置しておくことでさらにサビが成長してしまいます。


03:下回りになぜ塩が付着する?
こうなる前に、良好な状態の下回りを維持し続ける必要がありますが、そもそも何故車の下回りに塩が付着するのでしょうか?
  1.  ➀凍結防止剤・融雪剤:
    冬場の高速道路などで道が白くなっているのを見かけたことはあるのではないでしょうか。

    凍結防止剤・融雪剤、いわゆる塩カルに含まれる塩分が車の下回りやタイヤ周りの金属部分に付いてしまうことが挙げられます。雪が降る地域では車がサビやすいというイメージを持たれている方は多くいらっしゃるかもしれませんが、このような原因があります。

    また、実は、あまり雪などが積もることが無い首都高速や阪神高速を始めとする全国各地の都市高速や高架道路、橋などでも凍結防止剤・融雪剤として塩カルなどは撒かれています。

    そのため、塩カルによる塩害は降雪地域特有の現象ではありません。



  2. ➁台風による海水の巻き上げ:

    塩害を引き起こす原因は、塩カルだけではありません。海水には、塩分が含まれていますよね。台風が海の上を通過すると、強い風が海水を巻き上げ、その飛沫や塩分が風に乗って陸地まで運ばれます。この塩分がタイヤや車についてしまうことでサビてしまうのです。


    また、高波が発生しやすい沿岸部では、波が高ければ高いほど海水が内陸部にまで達する可能性が高くなり、塩害の影響範囲も広がってしまうことも…

     

    また、降雪地区や沿岸部にお住まいではなくても、釣り・サーフィン・スノーボードなどのレジャースポーツを趣味とされていらっしゃる方も塩害と無縁ではありません!
    当然、このような環境下で車を走行させることで、下回りに塩が付着するおそれが大いにあるからです。


    これらのことから、日本全国どこでもサビるおそれがあります。

    日本の道は塩まみれといっても決して過言ではありません。

    04:塩害を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか?
    ここまでお読み頂いて、きっと疑問が生まれたと思います。

    じゃあ、どうしたら塩害から車を守れるの?

    日ごろからできる簡単な対策としましては、このような手段があります。

    ➀定期的に下回りを洗浄する:
    下回りに付着した塩を取り除くため、頻繁に下回りを洗浄することが大切です。とくに、
  3. 高圧洗浄機の使用することで効果的に洗浄できます。

    ②湿気がたまらないようにする:
    塩には吸湿性があり、一定の湿度を超えると塩自身が塩水になるまで水を吸収します。そのため、高温多湿な時期などで湿気が高くならないようにしましょう。例えば、車庫を利用する場合には通気性を確保することでも湿気を下げることが出来ます。

    しかし、さらにサビを未然に防ぐ対策として、防錆(ぼうせい)剤による防錆処理が挙げられます。車の下回りをコーティングすることで、塩が下回りや部品の金属部分に行き届かないようにしてあげることです。

    防錆剤には、大きく分けて塗料タイプ・ワックスタイプ・オイルタイプの3種類があります。それぞれの特長がありますが、一番重要なのは、塩から守ることです。どれも塩から守ることを目的としてますが、例えば雪道や山道等を走行していると、下回りが擦れたり傷ついたり、石跳ねなどが頻繫に起こります。小さな傷口からサビが発生して、徐々に大きくなっていくおそれもあります。

    そのため、塗膜の厚さや金属部分との密着性が重要になります。塗料タイプはこうした性能に長けており、長期間の防錆が可能です。とはいえ、例えばワックスタイプやオイルタイプの方が浸透性に優れるので、細かい隙間のサビを防ぐことに長けています。部品の形状や環境に応じた防錆剤を選ぶことが重要なのです。




    05:今回のまとめ
    今回は愛車をサビから守る秘訣をご紹介しました。



    サビてしまってからでは、時すでに遅し!

    快適なカーライフを過ごすために、防錆処理をご検討してみてはいかがでしょうか。


    イチネンケミカルズが提供する塩害対策の決定版「塩害ガード」の使い方・効果を動画で見たい方はこちら↓
    【塩カル対策・下回り防錆塗料】塩害ガードシリーズのご紹介

    オイルタイプの「塩害ガード サビブロック365」の使い方・効果はこちらからご覧頂けます↓
    【マスキング大幅削減・下回り防錆剤】塩害ガードサビブロック365


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